会員様の声
バイカーズステーションの佐藤編集殿が、94㎏→83㎏
さびとり健康法でダイエットに成功!
なんとなんとバイカーズステーションで、
カラーで3ページも特集してくださいました!
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かつては現在より15㎏も太っていたという半井さん。
本誌・佐藤もさびとり健康法を実践してすでに14㎏減。さてその内容とは
中野:まずばめに、半井さんがさびとり健康法を考案するきっかけについて教えてください
半井:私は以前、今より15㎏以上太っていて、最も重かったときは74㎏もあってダイエットとリバウンドを繰り返していました。そして3回目のダイエットのときに、倒れて病院に運ばれたのです。お医者さんから「こんな事をしていたら体を壊すぞ」と叱られました。そこで、体のことをしろうとして病院の帰りに30冊ほど本を買ったんです。
その中の、御茶の水女子大の近藤和雄教授が書かれた「専門医がやさくし教えいる活性酸素」という本の冒頭に、「私たちの体は毎日サビている」と書かれていました。体がサビるなんていうことを考えもしなったので、衝撃を受けました。
佐藤:サビという言葉に反応したんですね。
半井:この本は凄く無我しくて、すべてを理解することできませんでしたが、体がサビるということはわりかました。しかし、どう防ぐかは書かれていませんでした。そこでたくさんの本を読みあさったら、”抗酸化物質を取る”など、共通するこどかいくとも出てきました。
中野:抗酸化物質ってどういものですか。
半井:赤ワインが含むポリフェノールとかです。
佐藤:金属がサビるのはわかるけど、人間のような生物がサビるというの実感できないですね。
半井:リンゴの実を切ると空気に触れた部分が茶色く変色しますよる。あれは” 酸化作用”で、いわゆるサビた状態んです。それで、塩水に漬けると変色(酸化)が抑えられるのは” 酸化還元作用”で、これらの現象は人間の体にも当てはまるんです。
人間の体は金属製?
半井:近藤教授の活性酸素の本を読んでいて、体がサビるということのほかにもうひとつ気づいたのが、金属が体に与える影響についてです。水俣病は水銀、イタイイタイ病はカドミウムが原因物質で短期間のうちに大量に摂取したことで起こりました。ですが、日常生活の中でも知らず有害な金属を摂取しているです。しかも、有害な金属は体から排出つれにくいので、何となく体の調子が悪いというときには有害金属の蓄積が考えられるます。ところが、通常の血液検査や尿検査では、それがわからないんですが、髪の毛を調べる検査でわかります。毛髪ミネラル検査ではカドミウム、アルミニウム、ヒ素、水銀、鉛、亜鉛、鉄などあらゆる金属が体内にどれだ溜まっているかを髪の毛から調べるです。
中野:体にいい金属というのもあるんですか。
半井:例えば、クロームはダイエットに効果があります。クロームは体内に入るとインシュリンの働きをたすけるで、基礎代謝が上がるです。
中野:クロームはメッキにも欠かせないですね。
半井:そう、クロームは金属も人間も見栄えをよくしてくれる。僕はすごく面白いと思いました。同じくメッキに使われる亜鉛は、髪の毛を増やす効果があります。逆に、アルミはアルツハイマー病の原因だということがわかっています。このように、よくも悪くも金属が体に与える影響はとても大きんです。そもそも、人間を構成している元素も金属ですから。
中野:そうか、人間も金属制というわなんだ。
半井:ですから、体内は入る金属によって、体質だったり髪質だったりが変わってくるわけです。
佐藤:金属はどうやって体内に入るんですか。
半井:ほぼ食べ物からですね。例えば、牛肉の中には多くのクロームが含まれています。あと、飲み物の中にも金属が含まれております。よく、海外の水を飲むとお腹を壊すことがありまずか、マグネシウムが多く含まれている場合が多いんですね。マグネシウムは下剤の主成分ですから、こうした理屈を知る事は大切だと思うんです。
血糖値に注目せよ
佐藤:半井さんは、何をやって痩せたんですか。食べ物を制限するとか、特別な運動をするとか・・・。
半井:運動はほとんどやっていないですね。何をしたかといいますと、抗酸化物質の食べ物を取るようにしたとかですね。食事制限はしていません。期間は1年半くらいです。あまり短期間に体重を落とすと、リバウンドしやすいんです。
中野:もう少し具体的に教えてください。
半井:まず、食べ物の種類ではなく、食べる順番を変えました。私は肉が大好きで、毎日肉料理を食べていました。ですが、例えばカツもいきなり食べるのではなく、最初にキャベツを食べるようにしました。そうするとキャベツが脂肪を包んでくるので、体に吸収されにくくなるんです。それと血糖値の問題もあります。お腹が空いた時にいきなりカツを食べると血糖値が急激に上がります。するとどうしても太りやすいんです。ですから、なるべく血糖値を上げないような食べ方をするのがいいんです。
佐藤:血糖値を上げない食べ方った?
半井:GI値が低いものから食べるといいんです。GI値とは、血糖値をどれだけあげるかどうかという比率です。ブドウ糖のGI値が100で、60以下の食品を食べるとよいと言われています。ダイエット食品や飲料などにはGI値が表示されています。
佐藤:そうなると、蕎麦なんて食べると血糖値がすごく上がるからダイエットにはよくなんいだ。
半井:蕎麦はGI値が高い食品ですからね。蕎麦よりもうどんの方が高いですよ。
佐藤:そうなると、知識がないとだですね
半井:もうひとつ、血糖値が急激に上がると脳からは血糖値を下げろという指令が出るわけです。そうすると、下がった時にお腹すくんです。実際にはお腹に物があるかどうかに関係なく、低血糖になったから空腹感が生じるわけです。脳が勘違いしている。例えば、パンはカロリーが高いわりには腹持ちがしないのは、血糖値が急激に上がるからなんです。僕はパンが大好きなんですが、お腹がすいたときにはいきなりパンを食べるのではなく、まずGI値が低いものから口に入れるよういしています。お茶を飲むだけでもいいんです。お茶やおみそ汁はGI値が低いですから。もっと手軽なものでは食物繊維を水に溶かして飲みます。それからGI値が高いものを食べます。そうしたひと工夫が大事です。小さなことでも毎日続けると、違いは大きいですよ。
中野:ですが、半井さんは以前は太っていなかったんですよね。それはなぜなんですか。
半井:20代の頃は新陳代謝が良かったんでしょう。太り始めたのは30歳を過ぎてからです。
佐藤:そうなると、肉は決して体に悪い食べ物ではない、食べ方に問題があるという事ですね。
半井:肉にはクロームが多く含まれているので、個人的には肉抜き食事にしてしまうと、逆に太りやすくなるのでは?と思います。
健康になると痩せる
中野:太りにくい体にはどうすればできますか。
半井:世の中にはたくさん食べるのに痩せている人っていますよね。よく話をきてみると、たくさん食べる以上にたくさん出しているんです。
中野:でも、食べただけのものがそのまま出るんじゃないですか。増えたりはしないでしょう。
半井:単純に言うと、食べたものが3日体の中あるとすると3日分食べたことに近くなります。
佐藤:吸収する時間の問題ですか。
半井:極端に言うと、食べたものがそのまま、瞬時に出てしまえば栄養を吸収できませんよね。厳密にいうと体というより腸に中にある時間です。たくさん食べるのに痩せている人っていつもお腹がゆるかったりまします。逆に食べないのに太っている人には便秘の場合が多い。
佐藤:なるほど
半井 私も格闘家がやるような減量を試してみたんですが、食べないでいるというのは辛いのです。それよりも、極端に言えば食べても余分な脂分や糖分を吸収されにくい体をつくった方が楽だと考えたのです。つまり、なるべく早いスパンで体から出せるようにしようと。
中野:繊維質のものを多く食べるなどですか。
半井:マグネシウムを取るのもいいですね。
佐藤:で、方法よりも理論が重要になる。大事なのは理論ってサスセッティングに似ているな。
半井:体がサビるというのは単純なことではなく、多くの要素がからみ合っているわけです。それに、人それぞれ違いがありますよね。ですから、原因を理解したうえで自分にとって何がいいのかを探りながらやらないと、いい結果がでないんです。間違ったら危険な場合もありますから。
佐藤:クロム・亜鉛がいいらといって過剰摂取したら、そのまま死んでしまうかもしれない。
半井:健康的痩せないと意味がないですから。
佐藤:さびとり健康法のは痩せるのが目的ではなくて、健康になることを目指すんですね。
半井:そう、健康になると実は痩せるんです。
メッキと人体は似ている
中野:体の中にどんな金属がどれくらいあると健康なのかという値のようなもはあるんですか。
半井:目安となる値があります。私の場合だと、何度か毛髪ミネラル検査の結果、カドミウムが30→22、水銀が10000→5900、鉛が1700→1000、ヒ素が31→8、アルミが8600→4300といったように、有害金属の半減がわかりました。逆に、必須金属のクロームは355→3700へと10倍以上になっています。もっというと金属は1対1で作用しているわけではないので、バランスが重要なんです。例えば、日本のサッカーチームに世界のトップレベルのゴールキーパーを入れたとしてもそれほど強くならないのでは?逆に僕がゴールキーパーになったら格段に弱くなります。それと同じで、クロームが体にいいからといって過剰に摂取すると、悪い影響が出たりするんです。
佐藤:なるほどですね。でも、それを食べ物をコントロールするのは難しいんじゃないですか。
半井:ですから、私はサプリメントでバランスよく金属を取るようにしているんです。
中野:スポーツ選手はみんなサプリメントを飲んでいますよね。あれは、そういうこなんだ。
半井:食べ物で何をどれたくらい取るという調整は無理だという結論に達したんです。ですから、必要な栄養はサプリメントで取っています。私は最初はサプリメントを信じていなかったんです。むしろ否定的でした。ですが、1日に食べた食事でどんな栄養が摂取でたかを計算してみたら、すごく偏っていたんです。
佐藤:気にしないで食べていたらそうでしょう
半井:いや、きにしていてもダメな事がわかったのです。成人男子の1日の栄養摂取量を実際の食品にあてはめてみたら、ともじゃないけど食べられないくらいの量だったのですよ。
佐藤:野菜は300g食べなさいとか・・・ですか。
半井:でも、野菜の栄養価は20年前と比べると10分の1くらいまでしかなくなっているんですよ。科学肥料で作られているのが原因なんでしょうね。ですから栄養はサプリメントで補わないと難しいと思います。
佐藤:カロリーと栄養は違うんだ
半井:僕も最初は勘違いしていたんですが、カロリーは熱量で、体に必要な栄養とは別なんです。
佐藤:すると栄養失調で太っている人もいる・・・
半井:そうですね。栄養が足りていれば代謝がよくなりますから。もろちん過剰摂取していたら話は別で、栄養不足というより偏っているんです。
人間の体とメッキって凄く似ているところがあるんです。メッキは液体の中にどんな金属がどれだけあるかというバランスが重要で、そのバランスが崩れると不良品が出ます。人間の体も金属も金属のバランスが崩れると調子が悪くなるんです。しかも、メッキ液を見てもどんな金属が不足しているかがわからないのと同じように。人間も見た目で見ただけではわかりません。栄養も金属もバランスが大切なんです。例えば、5人乗りのクルマがあって、5つの席すべてが埋まらないとそのクルマが発車しないような感じですよね。どれか欠けていても機能しないんです。だから、バランスのいいサプリメントを取らないとダメなんです。
中野:サプリメントというのは、人によって栄養の種類など内容を変えたりするものなんですか。
半井:不足している栄養というのは、だれでもほとんど一緒です。ですからサプリメントも一緒でいいと思います。症状によって追加することはあるにしても・・・。で、金属でいうと、必要なものを取ることで有害な金属を排出するんです。でもこの話をすると、結局は「サプリメントを飲めばいいんじゃないの」ということになってしまいがちなんですが、そうではなくて、あくまでサプリメントはひとつの要素しかないんです。
健康法を本にまとめたい
中野:何か運動をしてるのですか。
半井:運動はあまりやっていません。現代の定説では、過激な運動をする人のほうが早死にするということになっています。心拍数を早くするような運動ですね。マラソンなどは人によってはよくなんではないかと私個人的には思っております。
象とネズミを比べると、象は約80年生きるんですがネズミ1年しか生きられません。ところが、その間に心臓を動かす回数はほぼ同じなんです。その理論からすると、心臓を使えば使うほど早死するということになります。ですから、運動をするなら過激なのではなく、太極拳のようなのがいいではと個人的には思っております。
半井さんに学んで 94㎏→83㎏になった本誌 佐藤の一言
私は今、減量大成功中である。これを大きくバックアップしてれたのが半井さんである。
食事のとり方とサプリメントの摂取の両輪といっていいこの健康法を実行すると、体が充分な栄養を与えられているせいであろう、たくさん食べなことに我慢できるのである。
以前はダイエット中でもドカ食いをしてしまうことが多かったのに、それがほとんどなくなった。現在の目標は75㎏。1年かけて実現するつもりだ(佐藤)