アルミニウムが体に悪いって本当?体内に入る原因や有害ミネラルの解毒方法を紹介!

「アルミニウムはどうやって体内に入るの?」「アルミニウムが体内に入るとアルツハイマー病になる?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、アルミニウムが健康に及ぼす影響と体内に入る原因、アルツハイマー病とアルミニウムの関係などについて詳しく解説します。

最後まで読んでいただくことで、アルミニウムを含む有害ミネラルの解毒方法も理解できるでしょう。

アルミニウムは体に悪い!?

アルミニウムは体に悪い!?

 

結論から言うと、少量のアルミニウムであれば体に害はありません。

たとえ体にいいとされている食物繊維や鉄分などの栄養素でも、摂りすぎるとかえって腹痛や下痢、吐き気などの不調につながりますよね。

それと同様に、アルミニウムも摂りすぎると健康への悪影響が懸念されますが、普通の日常でアルミニウムを摂取しすぎることはないため心配ありません。

 

また、とある透析脳症の研究では、腎臓機能障害のある人がアルミニウムを一定量以上取り込むと、神経毒性症状や骨軟化症、貧血を引き起こす場合があるとわかっていますが、こちらも腎臓機能が正常な人の日常生活では心配ありません。

参考:アルミニウムに関する情報 |厚生労働省

アルミニウムが体内に入るとどうなる?

体内に入ったアルミニウムの約99%は、吸収されずにそのまま排出されるとわかっています。

また残りの1%も腸管を通して吸収された後、腎臓を通って尿とともに排泄されるということです。

参考:アルミニウムと健康

アルミニウムが体内に入る理由・原因

アルミニウムが体内に入る理由・原因

 

アルミニウムは、地殻を構成する元素の中で3番目に多い元素です。

土壌や水、空気中のちりなどに存在しており、普段私たちが口にする食べものや飲みもの、食品添加物などにも含まれています。

ここでは、アルミニウムが体内に入る理由・原因についてもう少し詳しく見ていきましょう。

1.食べもの・飲料水

アルミニウムは私たちの身近な存在です。

土壌や河川、地下水などのあらゆる場所に存在しており、その中で育つ野菜や穀物、海産物などにもアルミニウムが含まれています。

2.食品添加物

食品添加物の中にもアルミニウムを含むものが多く存在しています。

 

食品添加物

対象食品の例

膨脹剤

一部の菓子パン(メロンパンなど)、焼菓子(スポンジケーキなど)、

揚げ菓子(ドーナツなど)、蒸し菓子(小麦饅頭など、蒸しパン)など

色止め剤

漬物(ナスの漬物、シソの実漬など)

形状安定剤(煮崩れ等の防止)

魚介類(たこ、いか、くらげ、うになどの魚介類)など

品質安定剤

野菜等(芋、豆、ごぼう、れんこん、栗など)の煮物

着色料

食品全般

引用:アルミニウムに関する情報 |厚生労働省の「表1アルミニウムを含有する食品添加物の用途と対象商品」

3.調理器具

アルミ製の鍋フライパンからは、少量ではありますがアルミニウムが溶け出します。

しかし、厚生労働省の「アルミニウムの摂取量推計について」において、アルミニウム製器具・容器包装由来の摂取量は成人で「0.07 mg/kg 体重/週」とされているため、そこまで用心する必要はありません。

アルミニウムの摂取許容量

アルミニウムの摂取許容量は、「2mg/kg 体重/週」です。

この摂取許容量は、食品の安全性を評価している国際機関「JECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)」によって、人が一生涯摂取し続けても健康への悪影響がないと推定される暫定的な許容量として設定されています。

アルツハイマー病とアルミニウムの関係

アルツハイマー病とアルミニウムの関係

 

アルミニウムを摂取すると、アルツハイマー病になりやすくなるという噂を聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

以下では、アルツハイマー病の概要とアルミニウムがアルツハイマー病と関係のない理由を解説します。

アルツハイマー病とは

アルツハイマー病とは、記憶力や判断力の低下などを招く進行型の脳の病気です。

アルツハイマー病は進行状態によって、初期・中期・後期に分類され、記憶力と判断力の低下から始まります。後期になると人とのコミュニケーションが難しくなり、日常生活も介護が必要です。

アルミニウムがアルツハイマー病の原因となる明確な根拠はない

以前の研究では、アルツハイマー病患者において脳のアルミニウム蓄積が認められたことから、「アルミニウムがアルツハイマー病につながるのでは?」と言われていました。

しかし、現在の研究では何らかの関係がある可能性は否定できないものの、アルミニウムの摂取が原因でアルツハイマー病が発症する明確な根拠はないとされています。

参考:アルミニウムに関する情報 |厚生労働省

アルミニウムのような有害ミネラルを解毒する方法

アルミニウムのような有害ミネラルを解毒する方法

 

ミネラルの中には、体に悪影響を及ぼす「有害ミネラル」が存在します。

たとえば、アルミニウムのほか、カドミウムや水銀、鉛などが有害ミネラルに該当します。

これらの有害ミネラルが体内に蓄積してしまうと、体のサビや頭痛、慢性疲労など、体調不良の原因となります。

以下では、このような有害ミネラルを解毒することに成功した体のさびとりダイエットNAKARAIの経験をもとに、解毒方法を3つ紹介します。

解毒作用のある栄養素を積極的に摂取する

有害ミネラルの解毒には、解毒作用のある栄養素の摂取がもっとも手っ取り早い方法です。

 

<解毒作用のある主な栄養素>

栄養素

含まれている食べもの

ビタミンC

レモン・柚子・柿

ビタミンB1

豚肉・大豆・カリフラワー・ほうれん草

食物繊維

きのこ類・豆類・ごぼう

乳酸菌

味噌・納豆・ヨーグルト・キムチ

システイン

豆類・玄米・ニンニク・タマネギ

メチオニン

肉類・魚類・乳製品・ゴマ・高野豆腐

上記の食べ物をバランスよく摂取すると、デドックス効果を得られます。

水分を取る

水分を取ると有害ミネラルが排出されやすくなり、体内に蓄積されにくくなります。

できれば、1日1リットル以上の水分をこまめに補給してください。

糖質の多いジュースは控え、水や緑茶、ハーブティーなどを飲むことをおすすめします。

汗を流す習慣を取り入れる

適度な運動で汗を流すと、有害ミネラルのデトックスにつながります。

運動を15〜20分以上継続して行うと体が温まって新陳代謝が活発になり、血行促進やリンパの流れがよくなりますよ。

以下の記事も併せてご覧ください。

有害金属が体に入るとどうなる?体内に蓄積される原因や排出方法を紹介|解毒すればダイエット効果が!? 

アルミ鍋は使用しても問題ない

先述の通り、アルミ鍋を使用すると熱や食料との摩擦などで多少のアルミニウムが溶け出しますが、健康には害はありません。

使用を慎重になりすぎなくても大丈夫です。

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